入り口からまっすぐ温室に向かう途中の”香りの路”の右手に、派手な紅色の花をつけた木がありました。
三角錐の形をした花は下を向いて咲いている、ちょっと変ったこの花木は何だろうと思ったら、「カンヒザクラ」と書かれていました。
えっつ、これも桜なの??
カンヒザクラはバラ科・サクラ属の桜の一種で漢字では「寒緋桜」と書きます。
中国から台湾に自生している亜熱帯性の桜で5〜7mの高さになります。
カンヒザクラの満開期は3月中旬で、下を向いて咲く花は他の桜と比べるとはるかに濃い紅色で、一般的な桜のイメージとはずいぶん違いますね。
しかも散るときには椿のように、花ごとまとまって「ボトッツ」と言う感じで落ちるところも変ってます!
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2009.03.10 撮影